あいうえんどれす/岡村明子
って
ふたりにふりそそぐ
ふと
ふつうにしていることが
へいきでなくなって
ほてったほほを
ほしのせいにする
まあるいひかりに
みたされる
むずかしいことはだれかにまかせる
めんどうなことも
もっと
やりたいことがある
ゆっくりとあるいていくこと
よごれずに
よりみちせずに
「らしく」あること
りっぱでなくてよいから
りかいされなくてもおそれることはない
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのように
れうれうとなく
ろぼうのむしが
わたるかぜにふかれて
をり
あきのよるに
あきらかな
あたたかな
あなたとわたしの
いっときの
うんどう
えんどれす
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