赤い落日に染まる頃。/おっぱでちゅっぱ。
『葉落ち』
空間がのどかに広がる遠浅。
という夏は終わらないまま、
折り目のきっちりした季節。
ではないから、いじけないように、
逃げ込まないように四方を立てました。
無意識の言葉を、泣きじゃくり、
くしゃくしゃに笑うような子供心。
葬列に並ぶ様に立木を横に分け稲を干す作業、
無責任なスミレが頷くまでの時間、
心を追いやった。
秋の空は高くあります。
『想刻、故に』
空間ゴムシートをひろげふたつ。
木霊をね、少し離して置いてみるの。
あの、空間ゴムシートが、
のびて広がり、曲がって。
双方が近づくでしょう。
(引き合うの)
平行だった2
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