PCを捨てよ 町へ出よう(1)/
花形新次
付け加えた。僕は苦笑いしなが
ら「そうだよね。」と言って、納豆を一粒口に運んだ。
「思い返してみると、親父の言う通り、今までの人生、確かに勝者はいつも他人だったような気がする。」声には出さなかったけれど、僕は心の中でそう呟いていた。
あなたも、新子安駅に来ることがあったら、この店に立ち寄ってみてはいかが。
きっと楽しい夜が過ごせますよ。旨い酒と肴と、親父のボクシングの話で。
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