良作と駄作の違い/飛べない豚
 
がないから様々な意味で読み取れる。
裏を返せば分からない人には分からない言葉になる。

つまり、意味深な表現を用いたければ

?詳しく説明しない??書かない?

ことが大切なのであり、それがその作品の「深み」を生むのではないかと推測する。

これが「男は黙って…」という多くを語らない男の美学ではないだろうか。
つまりあとは受け手の感受性、想像力に委ねるということである。

しかし全く説明のないまま展開していくと、
さっぱり意味が分からないし理解できるはずがないことは言うまでもないだろう。

この度合いが、「意味深」か、「ただの説明不足の意味不明」かの分かれ目、

良作と駄作の違いなのかもしれない。

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