真夏の喫茶店/捨て彦
・・・・・」
「なんか後ろで一人でニヤニヤしてるけど」
「・・・・」
「ええねん。どうせおれは二次元で。二次元と落語があったらええねんおれは」
「ほんまにこいつは繁盛亭さまさまやな。」
「落語家さまさまやろ」
「繁盛亭にも落語家にもケツ向けて寝られへんでほんまに」
「おーなんや君ら!!!辛気臭い顔して!ええ!もっとおもろい顔せんかい!!世の中はバラ色に満ち溢れてんで!ほれ見てみい!通天さんがよう見えるがな!」
「いや、みえへんし」
「ええねん、おれはラムちゃんさえおってくれたら」
「何をゆうてんねん!ええ!京橋花月なんかしょうもないモン作るくらいやったら、ミナミにもう一個繁盛亭作らんかい!桂文太最高!!!」
「なんで今文太なん」
「確かに素晴らしい落語家やけど」
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