200×年○月△日/
捨て彦
もう勘弁してほしいなぁと思った。この女はどことなく性格が自分とよく似ている気がしたのでとても楽しかったけど辛かった。その後、どっちからともなく手を繋いで寂れたラブホに行った。潮風にビルの外壁やら看板がすっかりやられてて中に入ったら部屋選ぶボタンが壊れてた。なんやこれーって一緒に笑った。
それからちょっとの間その子とは続いたけど、おれが職場で骨折して入院してから連絡取らなくなって、なんとなく自然に消滅した。
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