すべては気まぐれみたいに行われるのがイカしてる/ホロウ・シカエルボク
ため、なんて、これはくだらない冗談だけれどもね。そうだな、とにかくそれは100年は休まず動き続け、鳴り続ける可能性のあるものなのだから、下手に自覚的につきあうとなるとこれはかなり厄介なんじゃないかって…そんな気、しない?無自覚であるというのはすごく大事なことだ、光合成のように凄く大事なことなんだ、光合成というものが自覚的に行われる場面というものを想像して御覧よ、こいつはちょっとぞっとしないぜ…取り込み具合や出来具合なんかにいちいちしつこく頭を悩ませるような光合成を想像してみな?そんなことをしながら育つ植物がいくら全植物の中で最高に合理的でファッショナブルな光合成にたどりつくことが出来たとしても、種
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