私にポイントをください/花形新次
 
私の詩がどんなに拙い読むに耐えないものであっても
便所の落書き以下の代物であっても
そんなこと関係ないんです。
ポイントが入っていないと誰にも相手にされていないようで
孤独に凍えそうなんです。
凍え死んでしまいそうなんです。
寒いんです。
寒すぎるんです。
今の私には人の温もりが必要なんです。

私だって、あなたが書いた詩にポイントを入れたじゃないですか(怒)。
「濡れた鮑にくちづけをして〜僕はナンタラカンタラ」とかいうアホみたいな詩に・・。
あっ、ごめんなさい。つい本音が。
でも安心して下さい。私、その詩を最後まで読んだわけではないですから。

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