昼間の公園で/アサギ
 
本を読む。夜になったら知らない人とキスをする。

あなたの事を思い浮かべながら。

わたしは夢を見ている。この現実という世界で。

喧嘩するほど仲のいい人に届けてあげる。わたしの素直すぎる気持ちを。

もう一言も発しない。発せない。心が詰まって苦しい。

そしてリア充に蹴り入れる。

タイトロープ渡って奈落に落ちるまで。


戻る   Point(1)