夢に酔う/
森未
朝まで笑って ずいぶん寝過ごしたら
少し残ったアルコール
きしむ体とあやふやな昨日
無駄な時間と嘆いたこの日々も
いつかきらめいて
この後悔も笑えるんだろう
今はきっと夢の中 もう少ししたら、朝が来る
嘘みたいに優しかった日々を この手に握って支度する
泣いてしまってもいいように
立ち止まってもいいように
いつかやってくる新しい明日のために
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