自分自身のマネキン/こめ
 
消されたのは

もう少しで完成する

自分自身のマネキン

君はまだ約束の場所には来ない

何分何時間何日何年

もう何度目かの冬が訪れも

君は僕の前には姿を表すことはなかった

不測するのは自分の骨の一部

粋じゃない生き方はしたくない

古い夜でベットに入っているのに

眠れないのは痛みを飲み込んだから

止まっていたおじいさんの古時計は

おじいさんの死後に動き出す

狭い部屋の中で少しでも大人になりたくて

白い棒に火をつけた

重い空気が肺に溜り

一瞬で部屋の中は霧が立ち込めた

ふわふわ煙に巻かれる

コンクリートの上に置いてあった

コンビニ袋の中には何が入っているのだろうか

体が錆びるのはしばらく動いてないから

雨下の下で時を停めて

世界を水玉模様に染めていった

みんなはしらないとおもうけど

これ以上ない程の幸せの中をみなさん生きて居ます

でもひとつだけ残念なことは

そこから産み出される物は

コンビニ袋の中身よりま価値がない物はです
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