イマジン/風音
 

夜明け

目が覚めかけて
うとうとしたまま
窓辺に寄る

朝の蒼が
とても深くて

ぼくの眠りを
追い払っていく

わかっているんだ

イマジンみたいな世界は
どこにもないってこと

でも

愚かにもぼくは
少し信じたりして

少しだけ
夢をみる

眠りの続き

キレイな世界を

夢と現実のなか
混沌とした意識で
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