猟奇的に泣き、猟奇的に鳴く/A-29
ャギャ。」
カササギ、別名カチガラスは、秀吉の朝鮮出兵の際に佐賀藩主鍋島直茂らが朝鮮半島から持ち帰ったとも、自ら渡って来たともいわれる。
鳴き声が「カチ、カチ(勝ち、勝ち)」と聞こえるので、秀吉の遠征軍は縁起の良い鳥として好んだというが、何度聞いても「ギャ、ギャ」としか聞こえない。
韓国語ではカササギのことを「カチ」と呼ぶらしい。カチガラスという別名は、鳴き声ではなく韓国語の呼び名に由来するんだろう。
そういえば子供の頃、近所のおばさんがカササギを餌付けしていた。「カチ!」って呼ぶと何処からともなく飛んで来て「ギャ、ギャ」と鳴いていた。
佐賀の田舎の話したいね。
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