心が運動している詩集 藤井わらび『むらさきの海』/イダヅカマコト
けた次の場所で「自分が信じたこの道を歩いてゆけばいい」と前向きに繋がっていきます。
そして、その歩いていることが「一粒一粒」の土によって伝えれていること。
つまり、前向きに進もうとしている自分自身が前向きなイメージを作ってくれた大地にさらに支えられています。
一つ一つの行動が一つ一つ大地によってはげまされていくという、とても前向きになれる詩です。
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『分かれない影』も前向きになる詩です。
{引用=分かれない影
地は海から生まれた
生命は海から生まれた
胎児は息をする
そして すでに知っている
神の恵みを受けた
神の子だというこ
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