ありふれた朝/
風音
太陽が昇り始め
朝がきた
キミとの
最後の夜が
終わった
寝不足の瞼に
氷を押し当てて
苦いタブレットを噛み砕く
明日から
どう生きようか
つまりは
キミのいない毎日に
ボクは慣れそうにないんだ
戻る
編
削
Point
(9)