知ってた/愛の嗚咽
 
この痛みは私にしかわからないわ

締め付けてくる
日に焼けてない私の腕をぎゅう、と
熱いあなたの手がみしり

海に沈もう
あなたは優しく私を抱いて
浅い海に浸った、浸っていく

海水が肌を撫でる


夜ってこんなに暗いのね
まるで目隠しをされているみたい
怖いな、怖いな

早くもっと強く抱きしめて
いっしょだったら平気だよ愛してるもの


深海魚になった夜
私たちって盲目、盲目の恋をしてる
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