だらしなく/アサギ
伸びた髪と太った身体どうしよう。
醜いし花粉症が来たかもしれない右目が痛い。
なんか、枯れ葉とビニール袋が街を飛んでる。
歩いてモノクロームの意味探して強迫的に走っては汗まみれとひっついた報われない冷たさ。
強い風になびいてる細長い葉っぱの揺れ方をぼーっと眺めてる。
何もできないのかしたくないのか。良いのか悪いのかわからないチャンスを捨てて立ち尽くし。
わからないからだも気持ちの在り方も。
あ、雀が鳴きながら寄って来た。
…血が薄くて献血できなかった。
きっと止まらない徘徊の末全てが3Dの絵になって落ち着いても無駄を繰り返していつまでも納得できなくて眠るのも虚しくなって。
変化って何だろう。
答えの無い問いなんて要らないのに。
過度な心配も。無神経も。灰色?何色か。そんなこと。
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