クロマニヨンプレイ/カンチェルスキス
砂とか、ハムエッグと称してハムのないエッグを焼いてるのばっかり撮っていた。もういいよ、半熟は。とおれは思っていたところだった。そんなときに、生のヌードの撮影の話。四の五の言わず飛びついた。おれはやる気だった。クレヨンしんちゃんと言ったらクレヨンしんちゃんだ。梅宮アンナといえば、えーと誰だっけ、つけもん屋の娘という印象しかなかったけど、実際に撮影に移ったら、びっくりした。絡み、というのかな、おれは全然慣れてないけど、シーサイドホテルから釣堀の見える場面というおれが依頼者に注文したシークエンスで、それとぴったりと合っていた、というか、アンナさんが釣堀色に染められたのか、釣堀で立小便きめてるロマンスぐら
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