何度もその名を/
 
やがて雨が降るというとき

そんなとき
一度終れたらいいな、と思う。

魚になりたがっていたからといって
皆が皆、
魚になれるわけじゃない

でも、それでも充分

幸せそうだったよね

―特に晴れていた日、とか。


誰がなんて思っていたのかは
結局のところ誰にでも解る

同じようで同じじゃない

けど

この世に完全に違うものなんて
ほんとは何もない

それを構成する元素は
おそらくあれを創る要素


だから何も、悲しまなくていいんだよ。
喜びも少ない事実だ。


昔投げかけた意味の無い名前は

アイザックが正しければ

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