五感からはじまる創作のワーク/イダヅカマコト
 
創作>


今回の創作手順は、印象に残った音を元に文章やことばを書いてもらい、
別の人がその書かれた文章やことばをもとに、新しく自分の文章やことばを書いていただくという形をとりました。
そして、新しく書くときには、前の人が書かれた作品から聞こえてくる音にもうひとつ音を足してもらう、という形にしました。


一番初めに出たこんな作品から


{引用=猫のつめは
手にしっかりはまっているから
ひっかかれると痛いのだ
いったん 水滴のように
指から解放してやれ
すると
ぴちゃぴちゃとはね
部屋全体にしぶきがとぶ
床に寝ていたわたしの顔に
ひっかかり
わたしが目を
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