気づかないふり/
かなりや
きつけ薬はいらない
太鼓がなっても
砂漠に沈んでも
それはそれで、そのままにするから
扇子を燃やして
その間うちわで扇いで
母がつくられた日は過ぎてゆく
しおれた水菜
貴重なじゅんさい
桶の舟をどんどん漕いでも、恋人とは別れない
ドアの隙間から耳が見える
耳たぶのうぶ毛が見えている
冷え性なんて気のせいだろう。君は発熱しているよ
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