年輪/
知恵
何かが動き出しそうで
でもやっぱり動けなくて
自分の世界はなんてちっちゃいんだ、って思うと、
必死に生きていることが馬鹿らしくなって、小さく、ふっと笑った
でも、そんな日々を重ねながら、きっとまた明日も生きていく。
死ぬ時は、しわくちゃなお婆さんになってたい。
「今日」を普通に生きられなかった人々の分もシワに刻んで。
戻る
編
削
Point
(0)