魂の(目)/服部 剛
 
深い眠りについた時も 
魂は(目)を、開いている。 

いつか地上の全てが 
この体が、人々が 
燃え尽くされても 

最果ての空に透き通り 
ゆっくり開く 


魂の(目) 


深い眠りから覚めた時 
私の(目)という窓に映る 
一羽の蝶が嬉しそうに 
何処かへ 
通り過ぎていった・・・




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