魂の(目)/
服部 剛
深い眠りについた時も
魂は(目)を、開いている。
いつか地上の全てが
この体が、人々が
燃え尽くされても
最果ての空に透き通り
ゆっくり開く
魂の(目)
深い眠りから覚めた時
私の(目)という窓に映る
一羽の蝶が嬉しそうに
何処かへ
通り過ぎていった・・・
戻る
編
削
Point
(2)