ヨタハチ/竜門勇気
トクトクトク
グイッと飲み干し八兵衛は続けます。
八「おう。次はこの湯飲みをぶっつけてやらぁな。しかし、そんなこと言ってたらいつまで経っても現代詩ってえのは詩書きが詩書きに評価されるために洗練されて、マニヤの手慰みに終わっちまうじゃねえのかい?」
大「事実近いことは局所的におこってるようだな。それもまったき悪いことじゃねぇとは私は思うがね・・・まぁしかし今や詩が持つアドバンテージが少ないのは事実だ。音楽に詩が勝っているのは?小説に勝ってるのは?おう八よ」
八「音楽には・・・ううん、最近は歌詞も細分化してるが、音数に囚われねえことかな。小説には・・・・やっぱり文量の少なさだな。詩はさくっと読
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