母校の先生に贈る手紙 /
服部 剛
日に、偶然僕
の仕事が休みになっていたことにも、目には
見えぬ何かの計らいを感じる。
O先生、長い間教師としての道を歩まれ、
本当におつかれさまでした。あなたはいつま
でも僕等の先生であり、僕等はあなたの教え
子です。
僕は今から家を出て、この手紙を入れた鞄
を背負(しょ)って、花束を手に、懐かしい母校への
道を、歩いていきます。
平成二十一年・三月三十一日(火)
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