文法について/パンの愛人
 
みると、何のことはない、RANRARARAN氏のいう「調べ」とは、けっきょく五七五七七を墨守しているだけであって、それによって「その人が少なくとも一首の『調べ』に関しては、頓着がないことを示している」のであってみれば、かえってRANRARARAN氏の「調べ」における「現代性」がずいぶんと心細いものであるように思われてくる。

 この点に関して、「短歌の音楽性と政治性 山田氏に応えて」(http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=182565&filter=cat&from=listdoc.php%3Fstart%3D0%26cat%3D5)では、「それは、五、七
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