僕等の日々は三寒四温 〜nonyaさんの暖かい詩情について〜 /服部 剛
 


  たとえ突然後ろから突き飛ばされて
  石ころみたいに舗道に転がったとしても
  温かい欠片をたったひとつだけ
  握り締めていればいいや 


 ボブ・ディランの「Like a roling stone」
を連想する描写ですが、どんな天気の日も 
(たったひとつの欠片)を密かな希望のよう
に握り締める、詩人の生き方を語りかけて来
る詩で、寒さと暖かさを繰り返しながら春に
向かって歩む人生を「三寒四温」という言葉
そのものが表しているいると思いました。 

 詩を読み終えた僕は 

「今朝nonyaさんに初めてメールを送って、 
 今
[次のページ]
戻る   Point(3)