触れて確かめ思い出す/つゆ
耳たぶにそっと触れる。
私が手に入れた私だけの世界。
通り道が出来たら何か変わるかな、
道を作るから今までと同じじゃダメだな、
強くなりたい。
いろんな想いがごっちゃになって
でも今までの自分とは一味違う。
塩味がぴりりと効いた、
それでいてちょっと甘く。
隠し味を忍ばせて。
そんな想いで道を作った。
まだまだ一方通行。
寂しくなったら
折れそうになったら
嬉しくなったら
ふわふわになったら
気分に合わせて耳たぶにさわる。
そっと。
そうすると思い出すんだ。道を作った日のこと。
私の闘うアイテム。
ちょっとやそっとじゃ見せないぞ。
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