「負け犬の遠吠え」ついて/
ぎょうてんかん
何かわかる気がする。自分が精一杯表現したのに、孤独についての表現が不十分だと言われて落ち込んだという話は。ですが、批評者が読者の立場で物申すのだから、作者はそう受け取られては困ると言う前に、ちょっと待てよ、あの表現が浅かったかと反省する方がよいと思う。次回に気をつければよいのですから。進歩はそこからはじまる。自分を固まらせるのは退化につながると思う。柔らかな感性と、鋭い知性とがよい詩をつくる最低条件だと私は思う。
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