博士の冬/K.SATO
今日はもう眠ることにする
クリスマスパーティーに参加できた けれど
完全を知らされた 太陽に
だけど博士は憧れた なれていないそれを
楽しいことになっている
錯覚した海水だった しかし
知らないことを知らないはずはなかった
そして僕は女の子に夢中だ
海を泳げば どこにいるのだろう
それは 僕に全てへ探し回ればいいことだ
地球じゅうを知っていくままに だけど全てが
楽しくなくなっていく
遠くから街を見る
暗かった だから山を
僕は何か見ている
僕の方からも知らない人もいるだろう
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