タイトル/かのこ
んだコンクリートの階段に
煙草の吸殻が溜まって
黒ずんだ灰を指でなぞる
そんな思い出が過去であろうが妄想だろうが
君は自分のことを「社会不適合者」と名乗るのか
「社会不適合者」でもそうやって歌をうたえば生きていけると
信じているのか
許されたいなんて思っているのか
希望を捨てようとしながら
まだちょっと期待してるんだね
今日付けでバイトは辞めて
ついでに人間辞めて
俺は音楽になろう
タイトルは特になくてもいいから
うたってよ、やるせない夜なんかに
煙草一箱、買ってくれた君に
捧げる歌を
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