業務日誌/竜門勇気
 
女がそれをみて「次の花火が上がるまで、手・・・つないで待ってようか」と言った


という ”物事” だ。しかもその後ろには、

 ”朝日に浮かんだ彼女の横顔は太陽よりずっと輝いていた”

が連なっている。こいつ、詩人だ!めんどくせータイプの!さておき。
これは厳しい。難しいジャッジだ。合わせ技一本。

人生は選択の連続である。しかし、いつでも ”0”と”1” で動く機械のままではいられないのだ。そのハザマを、 ”0”と”1” の分水嶺を決めるのはいつも人なのだ。
俺は決心した。 菩薩(浄化された彼は美しい蝶になった。可憐な燐粉を零しながら、大いなる輪廻を自由に飛び回った )
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