プレゼントと魔法について、徒然。/R
チメンタルな日差しや
道端の猫、
街頭できらきら光るアスファルトの雲母。
そういう日常の他愛もない重要な、感傷的なきらきらしたものから
魔法は作られると思う。
私にプレゼントはあといくつ残っているんだろうか。
魔法を作らないと。
そうして私自身が開けていないプレゼントの箱のように
わくわくした、つかみどころのない存在でありたい、と思う。
綺麗なリボンでくるくるしてさ。
紐解こうが解くまいが、そこに夢があることは真実。
そうか、私は誰かの王様の冠や魔法の箒になりたいんだな。
開けていない未知数のなにかになれるなら、
それは最高の魔法だ。
戻る 編 削 Point(1)