遠いてのひら/
愛心
淋しいと呟いてみれば
そこには緋色の雲が浮かんだ
愛しいと抱きしめれば
腕の隙間からこぼれ落ちた
この光の向こうに
貴方はいる
知ってる
分かってる
でも
会いたくても
逢えないんだ
遠いてのひら
撫でて欲しいよ
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