ディストピア。眼の誕生!/瓜田タカヤ
けを悩みながら見つけ押し込む
滑り止めに紙幣を使い背骨を麻酔無しで抜き取られる人間は
それでも痛みで悲鳴をあげずに苦しいとだけ死ぬまで喋る
ヒロインを探し求めて明け方の繁華街で心臓を押さえて喘ぐ
例え見つけたとしても、早朝のアスファルトは致命的に冷たく
頭蓋骨が砕かれるには 丁度良すぎる洒落たハプニングアートのように感じる
懐かしい暖かな美しい日々を連想するが それが全能の神に許される代弁になりきれていないず
発狂のラインで叫びたくなるが、
ただ全てが恐怖で
ため息と同じ小ささで理屈を吐き出すだけだった
早朝、凍った鍵穴をヤカンの湯を注いで溶かす作業を日課にする人間は
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