ユメモノタガリ/愛心
 

の唇に触れ
自分の舌に持っていく

馬鹿みたいに気持ちいい

−ヒトリアソビ−

ビー玉が転がり落ちるように
二人の喉から出て来た
その造語を
わたしたちは恍惚と
何度となく繰り返す

目覚めたら
わたしは泣くかもしれない

ずっと求めていた
貴方とわたし
わたしと貴方
繋がりたいと思ってた

厭らしい意味でなく

身体

こんな風に
離れられないように

ねぇ
夜よ

わたしを夢から
醒まさせないで

戻る   Point(3)