ユメモノタガリ/
愛心
の唇に触れ
自分の舌に持っていく
馬鹿みたいに気持ちいい
−ヒトリアソビ−
ビー玉が転がり落ちるように
二人の喉から出て来た
その造語を
わたしたちは恍惚と
何度となく繰り返す
目覚めたら
わたしは泣くかもしれない
ずっと求めていた
貴方とわたし
わたしと貴方
繋がりたいと思ってた
厭らしい意味でなく
心
身体
こんな風に
離れられないように
ねぇ
夜よ
わたしを夢から
醒まさせないで
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