私の詩論 「第2部 ゲノムとポエジー」/ばんざわ くにお
 
遠くにある永遠の存在である。
どうも私の「ポエジー」は遠くにある手の届かない永遠のものを好むようである。
反対に私の「ポエジー」は論理的な詩を嫌がっているように思える。
たぶん、考えることが嫌なのであろう。だから、私の「ポエジー」にとって
論理的な詩は詩ではない。ただの言葉の羅列である。

5.あとがき

私の「ポエジー」を説明するために長々と文章を書いてしまった。
第1部で宇宙の創成について書いたのはこれがどのような詩より非現実の現実の最高の
詩であるからだ。
大げさに言うと人類が到達した究極の叙事詩である。
この叙事詩の詳細を書くために今年、スイスのジュネーブ郊外の地下
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