サンプル7188/結城 森士
 
浮浪者を嗤う5人の若い学生に人間としての知性を感じられない。
ある意味で現実的、目先のことしか見えていない、即物的な獣。

現実

精神を遠隔操作
哀れな実験動物
割り切ってしまう浅はかさ
サンプル3876543

地下鉄に乗り込んできた汗だくの労働者を見て
嗤いながら別な車両に移動する女の子たちを純粋だと思う。
愚かな方向に純粋すぎる。大切なものを考えていないことも純粋すぎる。

若者の間には暗い詩が蔓延して、精神的異常を曝け出すことが流行している。
他人には興味がなく、興味があるのは、自分に関連することだけ。
人のことは考えず、人のことを見ようとせず、常に自分
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