あと、花火の/nm6
 
くすぶってしまうよ。そんなばかげた妄想で、君の浴衣の柄だけを見ている。




消える消える、うなだれる丸い儚さに溶け出してどこかへ流れてしまおう。ぼくはただ突き上げる胸なので、けど、けど。世界から消える準備は出来ているんだ、落ちる予感がしているんだよ。ぼくは何ができて、何ができないのだろう。完全にヒートアップした、たまや、たまやで賛美するライフ。けど、けど。ファイヤー!さあワークスは、なだれてうなだれて溶けて。消える消えるここは上空、絵本的な真夜中の妄想フライト。暗い夜に点る鮮やか過ぎて目が落ちる、そんなふやけた提灯のように焦がれるのだよ。
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