その痛みや嘆きや喜びや想いに優先権を与えないと。/石川和広
 
ったりわかんなかったりじゃなくて、どちらかといえば、自分の感覚を分かりやすく書く人ではあれ、わかったりわかんなかったりしながら描いているように見えてまるで逆、つまり自分でつかんだもんを譲らなかった。でないと98まで詩を描き続けるよい意味での図太さは持ちえないと思うのです。けっきょく結論が白井さんの議論と同じことになってしまって、息巻いていた自分が恥ずかしいのですが。。しかし白井さんの議論は優しすぎて、世知辛いこの世界で、書き手がサバイバルしていくには何か足りない気もした。
 作品や感覚の元になる根っこは非常に繊細だからこそ全力で風雪に負けないように手塩をかけたい。できてませんがそれが僕の理想です。

 僕は実は小心者だからこうしていうのかもしれませんが。。
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