記憶/Roid
 
ささ

どこだろうここは
草原で何かが近づいているか遠のいている

いたっ

くないことに慣れてしまえば
ろうそくの炎は消え

ふっ

飛行機に投げたボールが
落ちてくるのを今も待っている

まぶしい

太陽のように笑う僕らは
えいえん えんえん えいんんえんんいんんんん

かち

かち、時計はいつも微笑んでくれない
審判のようでスパイだ まるで

「すぱいだー!」

巣にかかったような顔をしてみる
不吉な音が聞こえてきた
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