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K.SATO
僕が苦しんでいる横で幸せだった人が
不景気で奈落の底に転落していくこと
僕が楽しんでいる横で苦しんでいた人が
不景気にもっと声もなくすぐにおちていくこと
僕はジプシーだ
日がなくだらない踊りを踊らされ
慎ましやかなコインに体を削っている
そのことを知るものは少なく
ただ苦しみ落ちていく事だけを生き
君たちに同じ事が起きるようにと、今日も願って眠るのだ
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