マリ/K.SATO
 
肌を滑りながらも胸を揉み 肩へ行く
次は踊る髪を捕えようとしたがパサと散らばった
耳奥から伝い散らばっている 髪とはこのようなものなのか
あるものが短いからではない これは異性だけが持つしなり

あるものに手が触れてくる
名前は同じだがタワシ 固く みずみずしさのない
ポンポンとはしゃいで叩かれ まるでマリ
髪に もう一度触れさせてもらいたいのだけれど届かないし
気に入って放そうとしないので 僕にはよくわからない 
君のかわいいマリでいることにした
戻る   Point(1)