ゆきむし/りゅうのあくび
 
つよいびるかぜを
さけながら
まちのきっさてんにはいる
ぶれんどこーひーに
くりーむを
とかしこんで
そそぎこむとちゅう
ふたりになって
はなしていた
おんなともだちの
けいたいでんわに
とおくゆきのふるまちから
めーるがとどく

さっぽろはいま
ゆきもようだよと
かのじょはつたえる

じゅうだいのころまで
すごしていたふるさとの
ゆきげしょうを
つたえていたにゅーすに
あたりいちめんがまっしろな
ししゅんきのけしきを
おもいだしながら

ゆきぐにでは
ゆきがふりしきるまえに
しろいこなゆきのような
むしがとぶよとはなしてみた
しっている
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