きみの彼女/猫のひたい撫でるたま子
 
私は自分と関係ない人の幸せを祝えるくらいおおらかではないけど、
何かを乗り切って美しくなった人の顔は見逃さない。

きみはこっそり人を愛す。

私はそれを知っている。

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