『46words about darkside and ressentiment』/長谷川智子
 


「在る」
私にとっては未知の世界観。
「一般」
そこから私が弾かれている前提で言われることが多かったので
触れる度に劣等感を呼び起こさせる単語。
「膿み」
生まれ落ちた頃から、そばにあったもののひとつ。
「絵」
物心つく前から、描いていたらしい。
「親」
暗黒の、原点。
「呵責」
わたしにも、あの二人にも、ほんとうは欠けてるもの。
「嫌い」
持たざるを得ない感情。
「暗い」
目線を落とす、そこにできる影。…踏んでみる。
「嫌悪」
どうしても馴染めないあれこれ。
「混沌」
生きとし生けるものすべてがはらむもの。
「苛む」
一時だけ、こみあげてくる
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