男/
K.SATO
胸を揉むと
部屋に反発した
ひびきは女だった
僕はわからせられた
揉む 揉みしだいていく彼女
怒鳴り散らした夜にそっと言われた
女なのはあなたなのだと
男だ僕はと響かせた
彼女の声がプロポーズを
テーブルで放った
黒いものはコーラのカス
人たちのざわめきの中
そんな僕らの関係は
永遠のように失われてしまったけれど
見えるだろうかこの手が
ごつごつとした骨格の
僕は男 君の女に抱かせられた
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