切断/
山崎 風雅
こびりついた塊
夜更けに通りすぎる重いイメージ
まな板の鯉
振り降りてくる
刹那
すべてがフリーズする
冴え渡る秋の空のそれ
明日への扉は望まなくて開く
なめらかに
心配という名の時代
まるで劇場で映画を観るように
すべてのことが空事・・・
まな板の鯉
開き直るときに痛む心の軋み
冴え渡るか 秋空
明日へ伸びていくのか
行かないか
そんなに重要じゃないように思える
あなたがたのトラウマ
昔の彼女はホームから飛び降りて両足切断
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