真夜中にダンクシュート/
あおば
れない
ケータイと呼ばれる奴等からも
ダサイと侮蔑の眼で見つめられ
これからは体育館のような広い床を
見ることすら許されない時代になったのだと
出荷用のベルトコンベアに載せられた最後の瞬間に
どんなセイタカノッポの選手でも
手を伸ばしても届かない
体育館のように天井の高い倉庫の天井を見つめるのです
「poenique」の「即興ゴルコンダ」投稿作、タイトルは角田寿星さん
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