OFFENCE/深水遊脚
 
に対しては、どう防ぎ相手を無力化するかを考え、それを戦術として練り上げ、実行する。

 こうしてGAMEは形成される。できたてのGAMEは緊張感に満ちていて無条件に面白い。でも各プレイヤーの間に知っていることが増えて来ると、作戦の応酬もパターン化され、プレイヤーも緊張感を失う。見ていてつまらないゲームになってしまう。ただそれは観客の視点。プレイヤーの視点でみれば、相手が緊張感を失い、隙だらけのときは、仕掛けるチャンスである。GAMEの面白さは、いつでも戻る可能性はある。

 批評、あまりこの言葉に魅力を感じない、感じさせない、そんな空気が充満していて息苦しい。スポーツのゲームのような瞬間の
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